未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

【布団が冷たい】

今日は木よう。

月曜、火曜とおなかを壊したり、ひどい頭痛があって学校を休んだ息子。

昨日は、なんとなく迷った挙句、じゃんけんで決めて学校に行った。ママが勝ったら、学校。ママが負けたらおうちね、と、息子が言ったので、じゃんけんしたら、何度やっても、私が勝ってしまった。

 

なんで、ママは学校に行って欲しいの?

 

どうかな?行って欲しいの?かな?どうだろー。うーん。けいくん、迷ってるから。行きたい気持ちもあるなら、行ってみたらいいかな?とおもうだけ。ママは会社に行くよ。ぼちぼち時間だ。

 

一緒に行く。

 

うん。そうか。じゃあ行くか。

 

昨日はそんな会話だった。

帰ったあと、多分ストレスがあったのか、少しイライラしていて、夜更かししていた。こういう寝たくない日は、次の日大抵行かない日が多い。

 

今朝、声をかけたらあっさり起きて、パクパクと息子にしては珍しくすごい勢いで作っておいたおにぎりを食べた。

 

ママ、今日はお仕事、朝からちょっと打ち合わせとかあって行かなくちゃいけないから、行くね。

 

うん。僕、今日はお休み。

 

うん、行ってきます。

 

昼過ぎまでお客さんのところで打ち合わせ。2時頃、家に電話して、こんなにお天気いいなら、お布団干せる?聞いてみたら、うん、干すよ、と干してくれた。

 

帰る時も電話したら、

 

ママ、お布団、冷たいや。しまうの遅くなっちゃったよ。

 

あはは。そっか。そりゃあ冷たい。じゃあ、新しい湯たんぽ入れて寝るか。

 

うん。

 

この前、湯たんぽを新調したら、気持ちいいと言ってて。こんなあったかい日は、ママもサボって帰りたかったなあ。

 

明日も晴れるのかなあ。

 

【その人のなり】

その子その子を見るということがいかに難しいか。

 

仕事をしてても、親としても難しい。

世間や社会の言葉に乗って、つい楽な方に進みそうになる。

 

私がここのところ、考えてることは、何かのせいや、誰かのせい、あるいは言葉に置き換えた途端に何かが、終わってしまうということ。

 

例えば、学校に行っていない状態を「不登校」という言葉に置き換えた瞬間にそこにとどまってしまうことがありそうだということ。

 

旦那さんも、外人だから、とか、モルジブ人だから、とか、イスラムだから、とか、何か、言葉に「だから」をつけた瞬間に何かが終わる。

 

不登校も外人も、彼らの属性でしかない。

 

その子が好き、その子の嫌い、仕事なら、得意、不得意、そういうのを見つけたいし、近づきたい。その人のなりを見つけたい。

 

昨日は、旦那さんが髪をサッパリと切ってきて、カッコよくなったなあ、って言ったら、

 

カッコいいよ、ワタシハ!

 

と。

 

うん。

改めて、旦那さんを見直したらカッコよかった。

 

ね、トキちゃん。寝てないでさ、パパを見てあげてよ。

 

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【ツリーハウスに泊まってみました】

 

ずいぶん前からツリーハウスに行ってみたいと言っていた息子と千葉の久留里にある、ホーリーウッズ久留里というキャンプ場にあるツリーハウスに泊まってきました。

なんで息子がツリーハウスに行ってみたいと思ったか、私はそのきっかけと聞き忘れてしまいましたが、息子が何度も行きたいということは珍しいので、予約をして出かけることにしたのです。

holywoodscamp.jimdo.com

久留里というところは、千葉の内房、木更津から久留里線という単線の鉄道にのったところにある、チーバ君のおへそ当たりにある場所。水のおいしいところで有名。以前にホーリーウッズの近くにある上総オートキャンプ場には友人家族と来たことがあったので、なんとなく地理はわかっていました。

私が立てた予定は、朝早めに家をでて、千葉の最南端にある野島崎灯台により、その近くのお寿司屋さんでお寿司をたべ、そのまま木更津までもどり、久留里に向かいツリーハウスに一泊。次の日は、久留里駅からでているバスで養老渓谷まで行き温泉に入って帰る。なんと秋の千葉を満喫できるツアー。と一人満足してツアーを企画し、前々日に息子にプレゼン。残念ながら、寿司も灯台も紅葉も温泉も彼には響かず、ツリーハウスだけでいいと。。。。最初は寿司と灯台は行きたいと言っていたのですが、私の表現力が彼を動かすには至らず撃沈。

朝はのんびり出発。午後3時ごろホーリーウッズに到着となりました。

 

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ツリーハウスはホーリーウッズの森の一番手前にあり、入り口から見えます。まぁ、外からは丸見えです。。。高さは6mだそうですが、思った以上に高さは感じません。成長している木にあるツリーハウスは珍しいのだそうです。私は怖いとは思わなかったのですが、地震やなんかだと怖いのかなー。まあその時はその時。4人定員だそうですが、4人で泊まるにはちょっと狭いかなー。


ツリーハウスの下には、専用のテーブルと椅子があるので、そこで夕飯の食事をすることにしました。おなかがすいていた息子はカップ麺が食べたいというので先にお湯を沸かしてみることにしました。この日のために仕入れたシングルバーナー。メーカーはSOTO。

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息子は満足そうにじゅるじゅる音を食べています。

そのわきで私は、持ってきたメスティンでご飯を炊いてみることにしました。
メスティンはとてもかわいらしいアウトドアのギアで、一人分のご飯を炊くにはちょうどいい。

 

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コメを浸水しておく時間が少なかったから、 固めだったけど、おなかがペコペコだったから、レトルトカレーをかけてさっそくいただきます。

おなかがすいているって最高のごちそう。すばらしいね。ボンカレーの甘口久しぶりに食べました。

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むすこがぼくも少し食べたいというので、分けてあげたら結局半分ぐらい食べて。二人とも頭にヘッドライトをつけたまま、食事をしたのは初めてです。。。

で、ぼちぼち冷えてきたし中に入ろうかと話していたのが、たぶん6時すぎ。
秋ってこんなに日が落ちるの早いんだね。。。

寝床に入り、ごろごろしながら9時頃には二人ともぱたりと就寝。

暗いって眠くなるね。

 

そうそう、私たちはインフレターマットは自前。寝袋はレンタルで借りましたが、寝るときは暑かったので、二人とも割とうすぎで寝てしまった。電気は引いてないのですが、LEDランタンは無料で貸してくれました。

 

2時ごろ、寒いなあと思って目が覚めたら、息子と目があう。。。
眠れない?
ううん、寒いんだ。そっか、着たら?
うん、と言ったまま、結局ふたりともまた寝てしまい、次に目が覚めたのが、
6時ごろ。

寒いなあと思って息子をみると、またもや目がぱっちり。
あら、起きてたの?
寒かったよねーー。

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そのまま、トイレに起きて少し外をあるく。

そうそう、トイレも、炊事場も専用のものがあります。トイレは水洗ではありませんが、綺麗な方だと思います。ペーパーもあるし、電気は自動でつきました。炊事場は、お水しか出ないので、水道水を一旦バーナーで温めて、お湯でささっと洗いました。合成洗剤はNGなので、今回はびわこふきんを持参。まあ、アウトドアだし、そんなに神経質じゃないので、まあまあ洗えればオッケー。

 

二人とも寒くてどうも二度寝という雰囲気でもなく、ダウンをきてご飯にするか、と。お湯を沸かしている間にホットサンドを作った。コールマンのホットサンドのフライパンを持参していた。

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息子は、コンビニで買っておいた食パンの耳をナイフで落とし、バターを溶かして塗り、キャベツを挟み、ハムを挟む。

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ホットサンドは熱々で、うまいうまいを連発。お湯で息子の好きな抹茶ミルク。

うまいよねーー。

 

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さ、ママも作ろう。

冷えた体に暖かい食べ物が入っていくのを感じて、うれしくなった。少なくとも私は寒さを感じるのも大事だよなあって思った。おなかがすくのも、寒さを感じるのも大切なこと。現代の生活をしていると身体がそういうものを忘れがち。

楽しかったなぁ。
バーナーは小さいガスを持ってきたのだがとても使い勝手がよかった。
もう少し軽量で大きなザックがあれば、コンパクトな寝袋とテントも持てそうだ。

 

ご飯を食べたら、息子が帰りたいなあというので、ぼちぼちと帰り仕度をして帰ることに。

ツリーハウスの入り口から記念撮影。

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帰りは駅まで歩くことにした。荷物は持ってたって、2.3kmだ。私は楽勝だけど、息子は。。。

 

途中、道路工事のおじさんに、久留里駅までってこっちであってますかー?と聞くと、駅まで4kmはあっぺよー、と2回ほど言われましたが、大丈夫ですー。多分2kmちょっとだからー。

 

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もちろん、駅は無人駅。

久しぶりに切符を買いました。

電車に乗ると黒人の親子と私たちだけ。妙な雰囲気のローカル電車でした。

 

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息子のツリーハウス体験に私が付き合ったという体になっているが、私のアウトドア体験に息子を付き合わせたというのが実のところ。

 

また、バーナー一個もって、メスティン持って、でかけたいなー。どなたかご一緒してくれる方をいつも募集しております。

 

【間違っても、失敗してもいいと思うんです】

 

久しぶりに仕事の話でも。

 

昨日、チームのサブリーダーの子が、ちょっとお話しいいですか?というので、うん。じゃあ、あっちで。と言って打ち合わせブースに向かった。

 

うちの会社は年末に成果発表みたいのを各チームがやることになっていて、ここ2年ぐらいおサボりしてたのだが、今年は出ることにした。

 

で、その打ち合わせ、終盤に来てチームが二つに割れてるというのだ。どうやら二つのチームにわけて、それぞれ分担して、資料を作ってみたのだが、どう見ても差がある、とひとりの子(A子)が言ってる。で、そんな風に差があるのはどうなんだろう?と言って、できてるチームがその手直しをして、直したらいいんじゃないか。まあ、文に書くとこのやり方はダメじゃないように見えるが、どうも話を聞いていると、できているチームができてないチームを見下したように言っているように聞こえる。

 

香取さん、資料を見てください、と、いうので、みてみると、わたしからみると、大差があるようには思えなくて、どうしてそんな話になったのか、疑問だった。

 

で、そのサブリーダーの子がいうには、A子が相手チームはやってないし、やる気もない、だから、A子のチームで手を入れて直すべきだとといい張っていて。

 

元々もう一方のチームは、そんな教育を受けてるわけでもないし、こういうのも始めての人が多いから、うまくいかないこともあるなと。だから、今回は、間違っても、恥ずかしくてもいいから、直さずに行きたいんです。社内だから、胸をかりたつもりで、自分たちでやった方がいいんだと思うんです。

 

と言いながら、ポロポロと泣き出した。

 

去年あったことを私なりに考えて、このままじゃダメだと思ってやってきたんです。失敗する前に引き取ってしまったら、せっかくの学べるチャンスをなくしてしまう。ああ、間違ったんだ、とか、ああ、私たちはまだまだだと、思うことも必要だと思うんです。

 

去年の今頃、彼女はもがいていた。チームには、もちろん凸凹があり、だからこそいいんだと、言い続けてきたんだけど、その子は他の子のダメなところばかり指摘して、ああしろ、こうしろと言い続けて。

 

そのあと彼女が苦しみながら、本当にどうしたらいいんだろうかと、考えた結論は、自分が変わる、だった。

 

私がいくら怒っても、どんなに間違ってると言っても、自分が気がつかないと、できるようにならないんですよね。

 

彼女は涙をポロポロと流しながら、またおんなじことが起きてしまいます。どうしたらいいでしょう。どう思いますか?この話は、香取さんにしか話ができませんでした。

 

うん、そうだね。

そっか。私は、あなたの思う通りにやってみていいと思うよ。それに、この話はあなたからした方がいい。ちゃんと、あなたの言葉であなたがA子に伝えたほうがいい。それでもダメだったら、教えて。話をするよ。

 

そのあと、資料の率直な感想と冷静に発表に大切なことをアドバイスをした。

 

どうやら、彼女なりに気持ちを整理して、みんなをよんで、結論を出したようだ。私は結果を聞いていないけれど、まあ、なんとかやるんだろうと思う。

 

彼女が目の前で泣くのをみて、この子と一緒にやってきてよかったなあと思った。私がチームメンバーに選んだ彼女は、やっぱり、間違いなかったなあ、と思って。

 

仕事はときどき大変だけど、一年に一度こうやって嬉しいことがあると、本当にやっててよかったって、思う。

 

ときわくん、いろんなことがあるね。

大切なのは、待つこと、ってこともあるね。

 

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【『親子の手帖』おはなし会を開催しました】

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私は何度も本を読んでいたし、わかっていたように思っていたことが、またわからなくなり、頭がごちゃごちゃのまま帰った。

 

そうかな?とか、どうだろう?とか、モヤモヤ、腹落ちしないこともあるから、それはゆっくりと言葉が落ちてくるまで待つことにする。

 

私が鳥羽さんの本を読んで行動したことは、問題を解決するということじゃなくて、問題を一旦おいて、私が息子に近づくということ。私は息子に少し近づくことができただろうか。昨日のおはなしを聞きながら、星野源の歌詞を朗読しながら、私が息子との関係性をぐるぐると考えていた。 

 

近づいたような気もするし、離れたような気もするし。

 

鳥羽さんのおはなしの中には、絶望的なおはなしもあったが、それは鳥羽さんのお人柄なのか、論理的な説明からなのか、経験値なのか、丁寧な洞察なのか、なんでかわからないけれど、どうにかしなくてはならないという覚悟みたいなものが感じられる。本当にどうにもできないことなのか?と問うているようだ。

 

誰かのせいや何かのせいにした瞬間に終わってしまうんだ。きっと。その残酷な現実を直視して、いったい私にできることはなんだろうか、と考える。そのことを知ることから目をそらさず、少し近づけるなら近づいてみること。近づいてもやっぱりわからないやと感じるかもしれないけれど。


鳥羽さん、

昨日は本当にありがとうございました。
星野源の歌詞の朗読は、何点だったでしょうか。

それから、お弁当のお話は一生忘れません。


桜井さん
一緒に準備をいろいろありがとうございます。

手話グラレコチームにぜひともお礼をお伝えください。

もろもろ反省点があって、企画をするのはいつもたくさんの学びがあります。
ありがとうございます。

 

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【ママらしくない】

昨日、私は自分が主催するイベントが午後からあったので、子供達には内緒でお休みを取っていた。

 

で、朝、息子が起きてこないので、私も少しゆるゆるとしていて、冗談のつもりで、

 

今日はママもダラダラしよっかなー

 

って言ったら。

 

え?ママ休み?

 

ううん、ママ、午後からお仕事。だけど、ほら、今日はH先生もくるし、ね。

 

元々、息子が学校に行ってない時に、家庭教師の先生と平日の昼間に約束していた。

 

ああー、ママ、一日中ダラダラして、1週間ダラダラして、もう1年ぐらいダラダラしちゃおっかなー。

 

って言って、布団に潜りダラダラしていたら。

 

ダメダメ!そんなのママらしくない!ママはダメだ!

 

え?ママだって、ダラダラしたいよー。いや、する!今日はダラダラする!

 

ダメダメダメダメ!ダメ!ママずるい!

 

そうか。ずるい?ずるいかな?

 

息子は、少し黙った。うん、ママはダラダラしちゃダメだ。病気じゃないし!

 

えーーー。ママだけしちゃだめ?

 

息子はポロポロと泣き出した。

 

そっか、よし、じゃあ、ママは起きるぞ。

 

そう言って、私はサクサクと起き出して、掃除や洗濯を始めた。結局、H先生が体調が悪くて、お勉強はお休みになった。

 

そのあと、なんだかダラダラしてたけど、息子は、日課表とにらめっこして、

 

今日は、3時間目か4時間目から行こうかなー。どうしよっかなー。

 

ママ、お昼食べたから行くわ、ってでかかけるフリしてたら、じゃあ、僕も行く。

 

と言って、結局、給食タイムから出かけた。

 

息子は、自分が日々家にいてダラダラしていることがずるいことだと、薄々わかっている。もしかしたら、誰かに言われたかもしれないし、私がこれまでそういう態度だったのかもしれない。だから、私がおんなじことをしようとした時、ずるいって言ったのかもしれない。

 

今朝、息子は早起きして、ゲームをしていた。オンラインで友達と朝からゲーム。すごい時代だ。

 

で、朝ごはんも食べて、お味噌汁も少しだけど飲んで。ご飯を待ってる間にこんなのパラパラ開いて。

 

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あれ。どうした?

 

うん。久しぶりにやってみようと思って。

 

ほー。面白いよね、これ。

 

でも、時間なくなったから、あとでね。

 

そう言って、支度をして学校に行った。

すこーしずつ元気になっています。

 

ときわくん。ごめんね、今日もけいくんは学校に行ったので、お留守番、よろしくお願いします。

 

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【成績がつけられません】

そういえば、学校は、前期の終わりに差し掛かったとき。

 

先生から電話があって、テストを受けていないので、成績がつけられません、と。

 

そうそう、去年も、成績表は、斜線だった。去年は忙しい時期でもあって、あんまり考えられなくて、もういいやって感じで適当にそれでいいです。って言っちゃって、やっぱりなんかおかしいって、後から思って。


今年は、はい、そうですか、と言えずに、学校は何もしないのに、そういうものは、有るんですね、と嫌味を言わずにいられず、つい、言ってしまった。そのあと、ポロポロと涙が出てきて。

 


息子や家族に見つかり、旦那さんに、言っちゃったって言ったら、

 


イインジャナイ!

 


だって。

 

 

 

息子は、僕が行かないのは、先生は悪くない。

 

ってポロっと言った。

 


あはは、けいくんは大人だな。

 

そうだよ、先生は悪くないね。

ただ、なにもしないだけだ。

 

2回目電話があったときは、私は仕事でいなくて、旦那さんが電話に出てくれて、どうやら何か言ったらしい。

 

娘が次の日の朝、教えてくれた。

 

へーーー。

珍しい。

いつもは、ワタシハワカラナイって、

あんまり先生とは喋んないんだけど。

 

なんだか、思うところがあったんだろうか。

 

 

その後先生から連絡があり、検討した結果わかる範囲でつけることにしました、と。

 

もらってきた通知表には、「もう少し」と「できる」が半分ぐらい。

 

やっぱり、斜線よりずっといい。

 

人生は、常にいろんな評価に晒される。やってらんないなーと思うような批判をされることもある。一方的でつまんなそうにみえる。

 

それでも、自分はまんざらでもないな、って思えるためには、評価を受け入れるしかない。そういうこと言う人もいるな、とか、そういうこともあるんだなって。

 

受け入れた上で、まんざらでもない、と思えるかどうか。そんな大人になれるかどうか。

 

息子、

 

忘れられてなかった。

 

って言ってた。

 

そうだよ、先生、いい人なんだよね。優しい。

 

でもさ、プレッシャーはやめてよね。

パパ、プレッシャーなんだよ。

 

そっか。

パパは日本語でなんて言っていいか、わかんないこともあるんだよ。ただ自分がまじめに勉強しなかったことに、強い後悔があるから、さきにもけいにも勉強してほしいって思ってる。

 

うん。それはわかるよ。

 

息子は、沢山のことを喋るようになった。前はこんなに自分の気持ちを話せなかった。

 

話ができるようになって、よかったなあと思う。

 

今朝も学校へ行った。

今日は就学前健診で、早帰り。

 

ときわが玄関で待ってるよ。

 

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