【子供が好きな先生】
娘は中学になってから剣道を始めた。
3年になるまでは、市内ではわりと強かったと思うけれど、剣道が面白い!と思ったことはすくなかったと思う。
で、3年生になったときに隣の中学校から現在の先生が異動になり、
見てくれることになった。
そこから少しずつ面倒だなと思うこともあったけれど、剣道が面白くなり始めた。
このN先生は、子供が大好きで感情がすごくゆたか。
負けると本気で拗ねる。
ええ先生が拗ねちゃう。。。
でも、どうしても子供たちがのことが気になって部活を見にきちゃう。
ここ数週間、女子剣は少しもめごとがあったが、N先生には黙っていた。
でも、どうにもおかしいのは勘づく。
この週末に一人の子が練成会を休んだのをきっかけに、
先生と腹をわって話をしたようだ。
そうしたら、先生。
せっかくな、作ってきたんじゃないか。ここまで。
壊れちゃうぞ。
って言いながら、泣きそうになっていたらしい。
娘が話していた。
こどもの気持ちになって、泣きそうになっちゃうなんてね。
そんな先生は久しぶり。
なんやかんや言いながら、娘は楽しそう。
今週末は、御餅つきか流しそうめん。
先生がご自宅の裏から竹を切り出してきてくれるそう。
もち米ももってきてくれたんですって。
私たちのころはそういう先生たくさんいたんだけどね。
だって、小学校の先生のうち、よく遊びにいってたもんね。
週末、私もはりきってお手伝いしに行こうっと。
【カトリ文庫その後】
会社に置きっぱなしになっているカトリ文庫ですが、いよいよ会社に場所もらえることになりましたー。
今日の定時過ぎに総務の部長がやってきて、
香取さんさー、これ、なくなってもいい本かなー。
はい。そうですー。
これね、共有スペースに置いてもいいの?
場所作ろうと思ってさー。
わーい!場所くれますかー?
やったー。
でね、カトリ文庫!って書こうよー。
ほら、誰が持ってきたかわかったほうが面白いじゃん。
わーい、みんなー、場所もらったよー。
おー、パチパチ。
ほらね、あそこにNさん(事業部長)のコーナーがあるんだけどさー、難しいからあれどかしてさ!
私もちょっと読んだことあるのあるけど、少しねー難しいですよねー。
そうそう、すぐ場所作るから、声かけるね。
新しい試み。
みんなもっと本を読んで、おしゃべりできたらいいなあ。
【ご縁:みにいくよ。】
娘は小学校3年生から吹奏楽部、5年生からは吹奏楽部とミニバスケットボール部を兼部していた。
今は、スポーツは学校でやる部活よりも、ダンスをやったりサッカーをやったり、最近ではボルダリングや空手など、いわゆる習い事としてやることが多い。
うちは車がないので、基本的に外での習い事は自転車でいけるところか、水泳などのバスなどの移動手段が用意されているものしかできない。
そんな家庭の事情もあって、子供たちも外の習い事は面倒くさかったみたいで、あんまり続かないことも多かった。
で、娘は小学校でやっている部活に所属していて、何度もくじけそうになりながら、最後までやり切った。
ミニバスはわりと強くて、県大会もベスト16までいくことができた。
コーチは、数年前の卒業生のお父さん。コーチは完全にボランティアだった。
正統派なコーチでずるいことは嫌いなタイプ。
でも、戦略はめっちゃ練るタイプで、ビデオ研究は怠らなかった。
その時のバスケのコーチは今でもご縁があって、娘の最後の剣道の大会も見に来てくれると、連絡をいただいた。
剣道はわからないけれど、頑張っている姿をみたいからって。
もう卒業して3年もたつのにありがたい。
指導者って、こういう人のことを言うんだろうなー、と思う。
本当に我が家は指導者に恵まれているんだろうと思う。
うちもコーチが来てくれるのはありがたい。かっこいい姿が見せられるといいね。
【先が見えない時にすがるものは何か】
先がみえないといわれ続けて早30年。
平成の間ずっと先がみえないといわれ続けてきた。
私は、高校に上がった年が平成元年。
歳、バレますね。
隠してないのでいいんですけれど。
この間ずっと、何を見ながら生きてきただろうか。
先が見えないって言ったって、現実、目の前の仕事や、目の前の子育て、いつもいつも目の前のことに一生懸命だった。
もう、ぼちぼち、子供たちも手がかかるという年よりも大きくなり、話もだいぶ通じるし、
ある程度の生活はできる。
これまでの家族時代から、少し自分軸にシフトしつつある。
そうやってまた自分軸に戻ってきたとき、すがるものは何だろう。
お金だろうか?
占いだろうか?
権力だろうか?
知識だろうか?
旦那さんの検査を結果を待ちながら、ぼんやり思ったのは、やっぱりリアルな友達たちと、ほんの少しの好きなことなんだろうなー。
映画を観ながら、コーヒー飲みながら、編み物できたら最高!
キャンプに行き、友達と火を囲みながら、ビールを飲めたら最高!
縁側で庭を眺めながら、お茶を飲めたら最高!
朝、少し早起きできたら、少しだけ歩いたり、走れたら最高!
風が吹くお部屋で猫をだっこしながら、少し目を瞑ることができたら最高!
ばかなこと言いながら、笑って友達とお酒を飲めたら最高!
怒りや不安をほんの一瞬、忘れることができるだけで、明日も頑張れるかなーって思える。
繊細さテストみたいので、繊細さは弱だったけれど、鈍感だって、気になることはあるし、傷つくことはあるし、チキショーって思うことはある。
だけど、そこからどうやって、元の自分を取り戻すか。その方法の方がわかっていることが、よっぽど生きていくには必要なことかもしれない。
今日、旦那さんの検査をしてもらったときみたいに、必要十分のことがわかれば、それ以上のことはもう見ない、ということも、ある意味、強く生きる一つの方法なんだと思う。
疑うことを少しおやすみして、信じること。
大丈夫と一瞬でも信じること。
先のことを考えすぎないで、今を信じること。
そうやってほんの少しの楽しみを感じながら、幸せに生きていきたい。
【旦那さんの定期検査の日】
今日は旦那さんの定期検診の日。
手術後1度目の検査は1ヶ月後。その後、リコールというか機械の不備が発表されて、でも、先生に確認の結果、とりあえず命に関わるようなものではないとわかり。今回で検査は2回目。
主人の場合は、右の心臓の心室が自分では動かせない。だから機械(ペースメーカー)で動かしている。で、この前の手術で念のため心房と心室の両方にリード線をいれて、両方ともに電気をおくる設定してあった。
今日の検査の際、機械のメーカーの技術の人がきていて、心房のほうに電気をおくるのを止めたらしい。先生がおっしゃるには、心房は自力で動いているが、念のため電気で動かしていた。それを、機械の不具合もあって、心房の方は止めることで、不具合はおきないことがわかったので、今回は心房のほうには電気がいかないように設定を変えました。
とのこと。
パパに後から聞いたのは、心電図をはかるところで、調整をした。
一回、脈拍を落とした設定にしたんだけど、戻したんだ。だるいとか、だるくないとかはないけれど、脈拍が変化したことは、体感でわかる。
言葉は違ったかもしれないけれど、言っていたのはそんなようなことだった。
とにかく、私にはよくわからないが、心臓に入っている機械に不具合があり、調整をして、今は正常に動いている、らしい、ということ。
本人もいたって明るいのでありがたい。
検査でちょっとでも異常があるかもしれないと言われると、心ここにあらずになる。できれば手術はしばらくいやだ。
半年に一度。
目の前で命の検査をする日。
今日も無事に終わりました。
ありがたいことです。
そのあと、旦那さんとランチを食べて、ホームセンターに寄って、また庭いじり。
今日は、バナナを買ってみた。
小さい、木で熟するもの。
来年は実をつけてくれるとありがたいけれど。
さて、これから、娘の三者面談です。