未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

【古典読書会:旧約聖書を読みきる】

昨年の12月から古典読書会に参加しています。古典というと難しい~、と思っていたし、読めるのか?とか、おもしろいの?とか、いろいろ思ったのですが、なんとなくあれこれ思っているよりもやってみないと(読んでみないと)わかんないや!ということで、本を読み始めました。

12月からとはいえ、3月ぐらいまでは、全くの素人が巷で流通している解説書を読みながら、
読み進めるというもので、これは実はあんまりよくなかったかもしれない。

 

でも、3月から歴史学者の先生と一緒に読むことでだいぶだいぶ理解しながら読めている(つもり)。

3月から読んでいるのは旧約聖書。現在は日本語ですが、先生からはヘブライ語で読むことを
勧められました。なんでも原語で読まないと意味が伝わらないのだそう。

でもね、でも、我々凡人。なかなかそんな語学が堪能なひとがいるわけではないので、翻訳を一生懸命読んでいます。

 

旧約聖書ってとても壮大で、なかなか現代日本人には理解しがたいとても、読んでいるととてもしんどい物語です。
現代でもこの世界に住んでいる人たちがいて、人間がこれまで何百年も何千年もこの文書を引き継ぎ、読み込み、これを文化や慣習として生き続けている人たちがいる。その事実に驚く。

 

イスラムを勉強した時も同じ思った。連綿と続く歴史の中に自分たちはいるのだなぁと。これとおんなじことが日本人にも言えるんだろうなぁ。神社やお寺へのお参り。お正月や季節の行事。
学校行事、こういうことも過去からの歴史の中に自分たちが生きている証。人間はいつの時代も大して変わらないのかもしれない。


ずるくて汚くて、やさしくて、愛がある。

生きていくうえで楽しんでいることがあったとすれば先人の知恵の集積なのかもしれない。

 

こちらの本は、そんな古典を批判的に読む訓練のひとつとして、先生から勧められた本。

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論理的に本を読みましょう。基本のキは、まずは文章を理解すること。
主張はなんなのか、文章の骨格や結論のための根拠はなにか、それに矛盾がないか。コツコツと解いていますが、なかなかしんどい。
案外私って文章が読めなかったんだ。。。

でもね、大丈夫です。
これからきっと読めるようになるはず。

こういうものに格闘している時間が好きです。
わからないところは、次回の講義で先生に質問してみようっと。

zoomで古典読書会を主催しています。
ご興味ある方は、ぜひコメントくださいね♪

ね、ときわくん、旧約聖書、面白かったね。

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