未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

【古典読書会:古典読書は道楽だなぁ】

私は難しい話は全然わかりません。
まあ、わからなくても生きていけます。

古典の読書会の幹事などというものを引き受けてみてわかったことは、古典なんか読まなくてもなんやかんや生きていけるということ。

好きなこととか、得意なこととか、そんなことをいかすとかいかさないとか、そんなことは考えたこともなく、この目の前のこのお客さんのこの仕事を満足させるにはどうしたらいいか、それだけを考えてきた。私は、それでも十分に幸せだ。

理想があったとしてそれが実現しなくても大抵は過ごしていける。諦めっていうより、頭で考えてグズグズ言ってあれこれ悩んでやらないよりは、目の前のことでもやった方が、達成感があるから。失敗したとしても。

古典を読むということは、多分その一冊では理解できないことが多くて、周辺の知識や背景、前提、がわからないとさっぱり意味がわからない。難しい話を読んで理解したって、商売の売り上げが上がるわけでもなく、私の評価が上がるわけでもない。

ただの自己満足だ。

 

その前提や周辺を探るだけでとても時間がかかる。簡単にわかることはない。そうやって行ったり来たり、おんなじところを何度も何度も読む。モヤモヤしながら、なんって書いてあるか意味わかんないなーと思いながら読む。

これは、私のこれまでの生活では考えられない道楽なんだろうな。

 

わからないものをわかろうとして、数十時間かけたうち、たった1分でもわかったと思える時間があれば、それは御の字だ。なんという贅沢なんだろうね。

 

ね、ときわくん。
読書はね、趣味としては高尚かもしれないが、
わかることなんてほんの一握りだったりするのかも。
ね、ときわくん、読んでみる?


*古典読書会では、9月2日に午後にイベントを行います。
読書会ですが、お坊さんと歴史家の先生にお話をいただきます。タイトルは「日本人の人生観と死生観」(仮)
一般公開ですので、課題図書はありません。
詳細決まりましたらご案内します。