【手術6日まえ】
パパは、昨日、脈をはかると、40を切っていた。くらくらしたり、脈が小さかったり、体の不調はないのだけれど、40を切っているときは、なんとなくできかける気力がなくなるらしい。私は、昨日出勤したら、すぐに上司に事情を伝えて、できるだけ早めに休みに入らせてもらえるように調整した。
今朝も、どうやら、体の調子は悪くないけれども、脈が少ないからなぁと呟いて仕事を休んだ。
今朝、休んだ背景には、パパの職場の環境も多少影響している。パパは、今日はサンクスギビングデーに近いから忙しい。だから、行ったらきっと、怒鳴られる。だから行きたくないんだ。普段ならいいけど、私は病気だ。そんなときに怒鳴られたくない。と言ってた。
そんなに悪い会社に勤めているとは思わないけれど、話を聞くとうぇっってなることもある。
日本は、無意識に差別する国だと思う。
ある意味、意識的な差別をするよりもたちが悪い。旦那さんはそれでも、イインダヨ、ソンナコトハ キニシナイ と笑うけどもね。
うん。行くのやめたらいいよ。休んだらいいよ。
今日はいい夫婦の日だし、少しは動く?イッショナラというので、なんとなく平日の昼間だからできることをしたいなぁと思って、旦那さんを映画に誘った。前から観に行こうと言っていた、ボヘミアンラプソディー。
これは、イギリスのバンドQueenのボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を映画化したもの。私は前情報はあまり仕入れずに見に行くタチ。パパの国のモルジブもかつてイギリスの統治下にあって、パパの小さい頃は、まだまだイギリス色が濃かったらしくて、Queenは御多分にもれず大流行りだったらしい。
ネタバレになるので、あんまり書かないけれど、どこの国でもある人種差別の話が大元にある。この話も根っこにあるものはそういうものも多少含んでいた。
帰りに、ふたりで、フレディは全くロック(な人生)だったね、と言って帰ってきた。私には真似できないけど、スカッとして気持ちいいなって思う。
帰りに旦那さんが、
コウイウノモ イイデス イエニイタラ クラクナリマス
と言ってた。
そうだよー、少し動けるんだったら、動いたほうがね。気分転換になるしね。
もう少し時間があったら、IKEAでお買い物したかったなー。
帰宅すると、ときわがにゃーにゃーと近づいてきて、まとわりつく。
背中にのって、抱っこ抱っこ。
そっか、よくお留守番していました。