【手術翌日：ネムレナイデス】

久しぶりにぐっすり寝たと思う。

息子と娘を6時半に起こして、ご飯を食べさて送り出したら、洗濯を干した。
洗濯を干しながら、なんでか泣いた。うれしい、というのとも違う。

感謝で泣けてくる。じわじわとする感情は抑えられない。

昨日、病院に自転車を置いてきたので、今日は歩いて病院へ。庭のバラが復活してぽつぽつと咲いてる。

晴れていて歩くのも気持ちいい。

歩きながら感謝の気持ちでいっぱいになってまた泣いた。

ガンで闘病中のカメラマン。幡野さんのことを思い出す。

幡野さんの本に息子さんへのメッセージとして、優しい人と結婚するんだよ、って書いてありました。うん、私もそれがいいと思う。私も付き合ったなかでは、たぶん一番優しい人と結婚したと思う。

それと、幡野さんががんになって、身近な人は遠ざかり、知らない人が近づいてたくさんの出会いがあったと書いてあった。

旦那さんも私もそうだったと思う。
時々、不幸に追い打ちをかける人がいる。私たちは何ももっていないのに、クレクレ君とか。そういう人に出会うことは０ではないし、悪気があるわけではない人だったりするんだけど、受け入れられなければ、そっと静かに離れるようにしている。それで縁がきれた人もいる。

幸い、そんな人は本当に少なくて私も旦那さんも出会ってきた人たちは、本当に優しい人ばかりだったと思う。ラッキーだなと思う。

そういえば、兄が来た時に言っていたけれど、アップルウォッチで日々バイタルをチェックしていた人がいて、そこで、アップルウォッチが不整脈がみつかりました！とメッセージしてくれて、病院にいったら、すぐに処置が必要だったという記事を読んだっと言っていた。

この記事だと思う。

Apple Watchがどうやって私の心房細動を発見したか【改訂版】 - 自炊自賛

そして、某外資の大手IT企業に勤める兄が、俺にはそんな人の命を預かるようなプログラムを書けないなー、って言ってて。確かにね、この小さな機械を動かすものを開発した人がいるんだものね、って。テクノロジーってすごい。そしてそれを選べる時代だ。

そんなことをぼやぼや考えながら、歩いた。

病院について、おはようと声をかける。

眠れた？

ネムレナイデス。。。
アサ　K先生ガ一番にキテクレテ　ソノアト　T先生がキテクレテ消毒シテクレタ

レントゲントッテ　アサゴハン　タベタ

これから点滴と心電図かなー。

ソウデスネ

K先生、7年前は、副院長だったけど、昨日、医師の一覧に院長ってなってた。朝一番から回診してくれるだね。K先生は、とってもダンディで私は好き。

そのあと少ししゃべっていたら、抗生剤の点滴が始まりました。

そのあと、看護師さんがきて尿管を抜いてくれた。これで自分でトイレに行ける。トイレに行けるってすごいことなんだ。ほんとに。

お昼が来た。モリモリ食べる。少ないよねー。

食事をしたら、眠くなってきたみたいで、ベッドに入って休んだ。抗生物質が効いてきたかな。少し眠ったほうがいいね。と言って私も帰宅してお昼を家で取ることにして、帰ってきた。

話したことで思い出したことがあったら、またあとで書こう。

私も少し眠たい。

ときわくん、一緒にお昼寝しようかね。