未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

【ペースメーカーでリコール、メーカーとの連絡】

 今朝、パパの同僚の方がパパに連絡をくれて、ペースメーカーのリコールがニュースになっていることを教えてくれました。

その後、すぐにメーカーのホームページを見に行き、パパのペースメーカーの製造番号で、該当しているか、確認。

 

www.medtronic.com

 

ホームページに記載されていた、患者専用番号に電話。午前10時15分ごろ。

2度目につながり、聞かれたことは4つ。

*該当の製造番号
*患者の名前
*私の名前
*私の携帯電話番号

これだけです。

そして、製造番号から該当であることの確認に1分はかからなかったと思います。電話の担当者は、申し訳ないと話し、折り返しするといい、報道があったため、確認に少し時間がかかるかもしれない、とのこと。

 

私は患者の妻です。患者が外国人なので代わりにかけました。何かあれば私に電話をください、とお願いしました。

 

その後、私はなんでこんなことが起きるのか理解できず、涙がこみあげてきて、昼頃までごろごろ。旦那さんが、

 

マタ、ナク。ツヨク ナリナサイ。

 

と言って、

 

ダイジョウブデス。

 

と言いました。


私は頭痛があり痛み止めをのみ、横になっていたら、12時40分ごろ折り返しの電話。

別の担当者から。

 

*確かにリコール品であること
*現在世界的には15万個の出荷があること。
*そのうち3件が実際にリコール品で、正しくペーシングが起きなかった事例がでていること。
*日本では現在1件も不具合はでていないが、可能性として0ではないため、リコールとなっていること。
*再手術となる可能性は先生の診断によりますが、旦那さんの場合は、データをみるとプログラム修正で機能を補うことができる可能性があること。
*月曜以降に病院から連絡があると思う。

と言った。


外資系の医療機器メーカーと電話で話したのは初めてだが、なんというか、非常に無駄のない会話だったと思う。

 

まず、日本でよくある、本人確認はほとんどない。
生年月日さえ聞かない。
製造番号さえきいたら、あとは最低限のことだけ。

当たり前だけど、命に係わる医療機器。日本の企業でペースメーカーを作っているところはない。

 

私は、このやりとりをしながら、こんな風なリスクがあるにも関わらず、開発をするのって、単純にすごいなって思った。私は、この担当者に怒っても仕方がないし、なんというか、なんとも頭がうまく回らなかったし、これでよかったと思う。

 

旦那さんにその話をして、旦那さんの脈を確認した。今朝この話をきいてからも何度か計ってい脈はずっと安定している。

 

その後なんとなく家にいられなくて、二人で出かけた。


こういう時、どうしてじっとしていられないんだろうなと思う。

 

来週、またどこかで病院かと思うと少し憂鬱だけど、またダンディな小林先生に調整してもらって、問題ないねって言われるはず。

 

ね、ときわくん。

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