【『吃音』を読んで】
職場への通勤が、電車で片道1時間半、往復2時間かかるので、大体いつも手元に本と音楽がある。映画もあるけどね。あんまり本の感想は書かなかったけど、時々書いておいた方がいいかなと思うものは書いておくことにする。
で、ちょうど読み終わった本で『吃音』という本がある。いわゆるどもりのこと。
この本は、吃音を治しましょうとか、吃音があってもそれを受け入れて生きましょうとか、そういう本ではない。
言いたいことが思うとおりに言うことの辛さよりも、関係性が引き起こす辛さに向き合ったもの。
なかなか読みすすめるのがしんどいのだが、この中にでてくる吃音をもつ髙橋さんが最後にみつけた希望のようなものを感じることができて、読者の私は救われた。
うまく言葉にならないけれど、今のところの感想。
また、読むと思う。