未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

【子どもの行く道を遮っていないか:よっぴーさんとまりんさんのトークライブ】

 

今日はよっぴーさんこと吉田晃子のトークライブに行ってきました!二人のお子さんの不登校を通して、感じたことなどを発信されています。

AI-am | 小・中・高校に通わずに大学へ行った話と、これからの「学び」の話

 

よっぴーさんが今日お話しされたことで私のフックにひっかかったことは「干渉と評価」。
ほめる、叱ることよりも、もっとなんというか「態度」に近い「干渉」。
これがその子が本来持っている「色」を「親の色」に染めていってしまう、ということ。
子どもは親がいないと生きていけないから、常に親の「評価」を気にして生きていく。
でもその「評価」はその「親の評価」でしかない。「その子本来の色」を失ってしまうと、本来自分がやりたかったことがなんなのか、
わからなくなってしまって、他律になっていってしまう。つまり子供の道を迷わせてしまっている。選択する力を奪っていってしまう。
もはや親もそういう親が多い。

例えば、子どもが起きてきたら、

顔洗いなさい。
ご飯食べなさい。
野菜も残さず食べなさい。
歯を磨きなさい。
上履きもった?
鉛筆けずった?

これらが干渉。

そのあと、できなかったり、やらなかったりすると、

なんでやってないの?
どうしてたべないの?
口にはださないけれど、ため息つく。
怒った顔をする。

これらが評価。

つまり、できない子を作っているのは「親」であると。

とにかく、お母さんの態度が子供の成長を決めている、そんな話でした。

吉田さんの場合、自分を律していたのは、3つ。

「食事」「お風呂」「トイレ」だそうです。

その場では、楽しく過ごす。子供を評価しない、ということ。

どんな偏食でも、びしょびしょにしても、トイレでおもらししても。自分を律して注意しない、干渉しなかったそうです。

いつもこんな感じの話を聞くとき、自分が悪いのかな??ってこと。

吉田さんはそんなことは一言も言いません。お母さんたちの気持ちはわかります。
干渉してしまったら、あ、やってしもうた!って思うんです、私も、と言って、
エピソードをたくさん話してくださいました。

(親が)幅をひろーーーーーくもたなあかんよ、と。優しく教えてくれます。

幅を広げるには、旅がいいよねーとおっしゃっていました。

前の私を見ているようだった。今は違うかというと、まだまだなんだけれど、息子が学校にいかなくなって息子を観察していたらだいぶわかるようになってきた。
息子のことにきがつくことがあるって言ったほうがいいかな。
こんな考え方あるんだー?とか、こんな風に思ったんだ、とかね。

私は、子どもたちや誰かほかの人にいい評価をもらいたかったのかもしれないなー。
親としてよくやってるみたいな。

でもね、そんなことは子供には全く関係ない。うーん、子供の育ちには全く関係ないんだな、たぶん。
だって、どんな親だろうが、子供は自分として生きていくから。

「親の背中をみて育つ」って本当にそうだなって思う。
親の言ってることじゃなくて、「親の態度」をみて育つんだと思う。
そしてその態度って、ご機嫌であること、自分を律して子供の道に踏み込まない、
子どもの行動に左右されない親本人の価値観だったりするんだろうなー。

あー、簡単にできたら苦労ないけれど、息子が不登校になったおかげで、神様は大切なことを教えてくれてるんだな、きっと。

吉田さん、まりんさん、ありがとうございました!とっても楽しかったです。また会いにいきます!

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