【イスラーム映画祭3】
行けるかちょっと微妙なので、今回はガイドブックを購入。
いやー、このガイドブック。すごくよくできてる。びっくり。
私自身、イスラームのことは例えば政治とか宗教の側面からの話しは、よくきくけれど、やっぱり、私たちと同じような普通の市民である民間の人たちがどんな風に考えて、どんな風に生きているのかにとても興味があります。
だって、ニュースで分かることなんて表面的なことだし、意図して流しているニュースもあるぐらいだから、それほど真実が語られてるとは思えない。
この本に取り上げられている映画の解説とその背景を読んでいるだけでも、これまで勉強してきたことが、ぐるぐると頭を駆け巡る。
本の構成は、イスラームの基礎知識、簡単な歴史、地域ごとの映画の紹介。コラムには服装や音楽などの話も少し解説されています。その辺のへんな解説書読むよりよっぽど勉強になるし、なんと言っても面白い!
1本、1本の映画の紹介の隙間に、沢山の文化や生活習慣について、解説がついている。今回の上映作品の解説も。
衝撃だったのは、サウジアラビアで去年まで女性の自動車運転が禁止だったこと。今年の6月に解禁になる。映画館も禁じられていたこと。
1本目の紹介作品である「少女は自転車に乗って」は、こんな時代が来るのは夢の夢であった2012年に撮られた作品。えーーー。2012年ってつい最近じゃん!女の子が自転車に乗ることがダメな社会があったんだー。
私、知ってたつもりだったけれど、まだまだだわ。。。
ああ、世界って広い!少しずつ映画を観る時間も作っていきたいなあ。