【欠席22日目:自分で決める】
息子はここ数日、毎朝自分で学校にいくか行かないかを決めている。水曜日、木曜日は、行かない!!と言って、私が家を出るときには家にいた。でも、水曜日も木曜日も、10時頃になると私の携帯に電話がかかってきて、やっぱ学校行くわ!と言って、学校に行きました。2日間遅刻です。
こんな小学生いるでしょうか?
自分で決めるんですよ。行くとか、行かないとか。ね?遊びに行く、行かない、じゃなくて、学校に行く、行かないを決めている。
息子は、なんで学校に行ったかというと、家がつまらなかったから。
で、金曜日の今日は、行かない!と言って、お休みをしている。
水曜日の夜、息子は、
僕は勉強が苦手だ。嫌いだ。
と言っていました。勉強ができることで良いこともあると思うけれども、勉強ができないからと言って、いいことがないとも言えない。じゃあ、よくないことはあるのだろうか。それもどうかわからない。
苦痛だったら逃げてもいいのではないかと思ったりする。甘いだろうか。甘いのだろうか。
そういう子どもが100人のうち一人いたとして、その一人がうちの子だったのかもしれない。息子の様子をみていると、息子に勉強してほしいと願う親の淡い期待が間違っているような気がしてくる。
息子は、おとといの夜、僕は欲しいものがあるから、僕アルバイトしたい!と言って、マッサージを100円でしてくれると言った。じゃあ、お願いね。ママとても疲れているから。足を優しくお願いします。と言って、1回100円でマッサージをお願いした。こうやって稼ぐこともできる。
これをどうやったら他の人に応用して実践していくことができるだろうか。人に迷惑をかける方法ではなく、何か喜んでもらうことで収入を得る方法を考えることができるだろうか。
それと、息子は最近、自分の思うことを言葉にできるようになってきた。
以前は言えないことがたくさんあったと思う。
最近話したことは、
僕は、勉強が苦手。書くことが苦手。
僕は、怒っている人をみたくない。
僕は、〇〇くんとは遊ばない。だってゲームの話しかしないから。
僕は、本が読みたい。
僕は、サバイバルシリーズを全部制覇したい。
僕は、探偵になりたい。
僕は、サッカーが好き。
僕は、ゴールを観るのがすき。
僕は、泊りでお出かけしたい。
僕は、いとこの〇〇くんと遊びたくて同じゲームを買ったけれど、次に会った時には違うゲームを買っていて、とても残念だったことがある。
前はこんなこと言ってなかった。というか、言っていたけど、気が付かなっただけなのか。
いやー、気持ちを表現することをしていなかった気がする。
勉強が苦手でも、嫌いでも、学校に行っていなくても、生きていく手段があればいい。やりたいことや苦手なことが分かっていれば生きやすい。こんなにやりたいことがあったら、学校なんて行っている暇がない。
本当にたくさんの手段をもっていていいし、いろんな人がいろんな役割や機能があるから、
社会がなりたっているのだろうから、人と自分は違っていいのだろうと思う。
今ある社会の中で生きづらければ、自分が活きる社会にするか、そういう場を探せばいい。
世の中は広いんだものね。
ときわくん、けいくんはね、いろんなことを自分で決めているんだ。すごいよね。