【どんなにインプットしても】
多読がもてはやされて久しい。
私もとにかく本ばかり読んでいる時期があった。でも、多分、私の場合は読書だけでは何かを掴むのは難しいのかもしれない。読んでも読んでも???ばかりの時が続いてた。
で、例えば勉強会もあれこれ参加してたこともある。とにかく知りたいことばかりで、知識を増やすことに命かけるみたいな。
でも、最近ようやくわかってきたのは、私がそこに集まる人たちから学んでいるのは、態度だったんだと思う。姿勢ともいうか。優しさだったり誠実さだったり。
結局、私は搾取というか消費しているばかりで体に残っていることは、体験した時の感情だ。面白かった、楽しかった、スッキリした。時にはガツーンというショックもあったかもしれない。
そしてね、今、私が学んでいることは、自分がその場を作ることを楽しんでいる時や、自分がその場にいることを楽しんだ時、生産的だったとき、初めてそれが人に伝わって、物事が動くんだなあということ。つまりいい態度であった時、それが人に伝わるんだなあと。
だから、子供たちが自らインプットが楽しいと感じていないとき、なかなか勉強ができるようにならないのは、仕方がないことなのかなあと思う。
まあ、元々勉強がすきな子はそれがアウトプットでもあるから、その子たちはそのままで全然問題ない。
でも、そうじゃない子にはそうじゃないやり方があるんだろうなと思う。
感情って本当にすごく大切。
大人はやっぱり自分が楽しむことを思いっきりやった方がいいと思う。その態度が子供たちに伝わるよ、きっとねー。
重陽の節句にあわせて買った菊のお花は、この日に生まれた娘へのプレゼント。
こうやって素敵だなと思うものを楽しむ余裕が最も大切。みんなもっと気楽に楽しんで大丈夫だよ。