【大学にいくと思う】
え?私は自分の耳を疑ったね。
息子は窓際を見ながら、僕は大学生になると思うという。
大学行くんだぁ。
なるべく平静を装って、そういった。
不登校の息子、大学へ行くそうなのです。まさかね。
自分の不登校の息子は、学校に行っていなくて、国語も数学もほかのひとよりも全然できてない自覚はあると思うんだけども。
私は中学を出たら、ガテン系とか飲食系とかで働くのかなぁなんて勝手に働くイメージしてたけど、どうやら彼はしばらくはダラダラとするつもりらしい。
一応言っておくんだけれども、大学というところは勉強をするというか、研究をするところでお勉強の先にあるものだと、ママは思うんだけれど、けいくんは勉強はするのかしらね?
うん、勉強、先生とやってるじゃん。
お、そうか、まぁそうだね。
どうやら大学生というものにはなるつもりでいるらしい。びっくりするよね。
うちは中学生のお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんはわりと現実的に、先のことを考えていてなりたいものも決まっている。
それは親としては安心なような、つまらないような複雑な気持ちだ。
むしろ、お姉ちゃんの方がどっかに行ってしまうんじゃないかと思っていた。フラフラっと、海外にでも行って、帰ってこないんじゃないかなあと思うのは娘の方な気がしてたけれど、ちがうのかもなあ。
ときわくん。
ときちゃんももし、お外猫だったら猫ちゃん学校とかあったりするのかなー。