【明日早く起きられるかな】
思っていることを言葉で表現できることは、もしかしたらとても何というか、ストレスのない状態なのかもしれない。
息子は、昨日学校に行った。
放課後は友達の家に行った。
私は、息子が学校に行った日は、あんまり様子を聞かないことにしてる。大抵は、ああだった、こうだったと話すことが多いから。
私が仕事から帰ると、
ママね、今日ね、遊びに行った。
え?連絡なかったけど。
ううん、行ってない。
え?
いや、行った!
え?どっちよ?
いった!Mくんち!
あら、珍しい。今日はいいって?
うん、すんごい珍しいんだけど、いいって。
そっか。
マイクラみんなでした!マイクラで誰が一番いい家作れるか、やった!
へーーー。
面白そうねー。誰が一番だったの?ああ、でもさ、行くときは連絡入れておいてね。何かあったら心配するから。
うん。
あ、明日は、早く起きられるかなあ。
明日?そういえば、先生、8時15分出発って言ってたなあ。
明日は校外学習でプラネタリウムに行ってくることになっている。市内のプラネタリウムで半日で帰ってきてそのまま授業。校外学習でも短いバージョン。息子は、朝が全くダメで。それはゲームのやりすぎなのか、夜更かしなのか、本人も少しわかっていて。
今日は早く寝ないと!
そうだね。
あと、エチケット袋と水筒。ママ、ある?エチケット袋。
え?ない。作りなー。
エチケット袋!
ないから、自分で作るの。袋とチラシで。
えーーー。ママ、ないのーーー。えーーー。エチケット袋。
もう、しょうがないな。教えるから、作る!はい。
と言って、一緒に作る。チラシがあってよかった。我が家は新聞を取ってない。
ああ、これでいける。早く寝なくちゃ。
そう言いながらもゲームから、頭が離れない。
ママ、先に寝るよー。ママも眠い。
そのまま、お布団に行き、本も読まずに電気を消して寝る。
こうやって、自分で問題や気になることが言葉にできて会話ができるというのは、本人も問題がわかり、解決できるということだから、ストレスがだいぶ減らせるのではないかと思う。
布団の中で、
今日の給食なんだった?
と聞くと、
え?普通。
普通ってさ、何たべたの?ママはどう?って聞かなかった。何?をたべたか。
白ごはんと味噌汁と魚と野菜。
語彙が貧困。
どんなお魚だったの?塩焼き?フライ?あんかけ?
息子は答えに困っていたので、まあ、明日早いから寝ようっと言って寝た。
友達遊んだことは話すけれど、学校のことは話さない。授業どうだったかは、聞かない。
少しそうやって、様子みるかな。
ね、ときちゃん。
今日は甘えん坊だなあ。明日はゲージから出してもいいかもね。
キッチンだけ閉めてね。