【子供の手を放すこと】
数日前に娘が少し離れたところまで、友達と遊びに行きたいというので、
いいね!わくわくするね!行っておいで!
と明るくいうと、数日後。
ほかのみんなお母さんがダメだって言うんだ。ママのこと、そんな風に言ってくれていいね!って言われたんだ。
へーー。そうなんだ。
以前、私が大阪出張だった時、私が大阪についてから、パパと子供たちを千葉から大阪に呼んで、USJで遊んだことがある。この時、パパは日本語がほとんどダメだから、お姉ちゃんが、電車の時間を調べて、切符を買って、3人で新大阪の駅まで来た。
この時、娘は4年生ぐらいだったと思う。
とにかくUSJに行きたい一心で娘は、一生懸命パパたちを誘導して新幹線に乗ったのだ。私は、大阪まで行けるんだから、もうどこでも行けそうな気がしている。もちろん海外だって!
危ないんじゃないかということもあると思うけれど、ニュースになるような危険を考えていたら、手を離すことなどいつになってもできない。
私は自分が旅行が大好きでもっと若いときにたくさんたくさんあっちこっち行けばよかったなって思うし、いまでももっとあっちこっち行きたいと思っている。
だからもし、子供が行きたいというなら、一人でいけなければ一緒に行きたいと思うし、友達と行きたいというなら、うん、行っておいで!とそっと手を放す。
一人の友達の子が言っていたのは、お母さんがダメっていうから黙っていく!っていうんだ。
ママは思うに、その子はお母さんがダメっていうけど、きっとママが許してくれることをその子は知っているような気がするんだよね。絶対に親がダメっていうことはやらないでしょ〇〇ちゃん。
うん、そうかもしれない。
もしかして、逆方向の電車に乗ってしまうかもしれない。
道を間違えて遠回りしてしまうかもしれない。
携帯の充電が切れてしまうかもしれない。
いくらだって、リスクは考えられる。
いつまでも近くにいて、べったりしたいなとも思う。
それでも、えいやって手を放していいんじゃないかと思う。年相応に子供は成長している。
ほったらかしにするのとは違う。ヤキモキしながら、待つのが親ってもんだろうな、きっと。自分よりもずっと早く大人になろうとしている娘がキラキラ見えて仕方がない。
うらやましいような、ほっとするような、ね。
ね、ときわくん。置いていかれたら、二人でドライブでも行こうかね。