【こんな人生じゃないって思っても思いのほかだめじゃない】
息子が学校に行かないこととか、娘が思いのほか剣道が強くなったこととか、旦那さんが外人で心臓の病気で倒れるとかってこととか、私にとってはかつては思ってもみないことがどんどん起きて、ときどき無性に疲れる。
で、わかったことは、ちゃんと何かをやったってうまくいくことばかりじゃないし、かといって、さぼりまくってたからってうまくいかないことばかりじゃない。
ちゃんとやったって、うまくいかないことだって、さぼりまくってもうまくいくこともある。
これはねー、別に誰が悪くて、何がだめだったかってことじゃない。
一生懸命やることが時には必要で、娘とかみてると、部活が毎日大変すぎるんだけども、それでもやっぱり試合で勝ったり、段審査に合格したりすると、嬉しそうだし、努力っていいこともあるんだよなと思う。三年生の市内の強化選手の先輩に負けなかったとか、県の強化合宿にいけて楽しかったとか、棚ぼたっぽいけどいいことがある。
息子は息子で学校に行かないでも、漢字は読めるし、ゲームは強くなるし、無理にスポーツして貧血で倒れることもない。さぼりまくっても、あんなに自分に自信満々でそれも悪くないのかなと思ってみたり。
旦那さんは病気もあるし、外国人だし。毎日定時にきっかり帰ってくるので、私はとっても助かる。休みの日は仲良くデートしたりとか、一緒に走ることができたりとか。まさか、心臓の病気で倒れるなんて結婚した当時はつゆも思わなかったけれど。
そういうことは、全然思ってもみないことがおきてもダメじゃないっていうか、
そっちのほうがよかったのかもねとか思ってみたり。
基本的には、がははっって笑ってることが多いけれども、思いのほか自分の人生は思い通りではない。
でも、ダメじゃない。
だから、もし、ああーこんな人生のはずじゃないって思っても、でも、そのうちまぁこんな人生のはずじゃない人生に慣れてくるんじゃないかな。
ちゃんと働いて、ちゃんと休んでみたいに考えなくても、まあまあな人生なんだわ。きっとね。
ね、ときちゃん。
まさかねー、にゃんこ飼うなんて思ってもみなかったわ。