未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

【想像力って何?】

息子も娘も、うちの子たちは、いわゆる学校の図工の時間が好きじゃない。

 

むしろ嫌いな部類だと思う。あと、娘はそうでもないけど息子は理解とかの工作して実験するとかそういうのも好きじゃない。

 

最初は苦手なんだなぁと思っていたんだけど、そもそも、お題の意味がわからないことがあるんだなあと気がついた。もうだいぶ前のことだけど。

 

いつだったか、図工の時間に夢の国、みたいなお題が出た時に、先生の言ってる意味がわからなかったらしい。

 

たとえば、お姫様の格好してる子がいたり、虹の上を歩いてる子がいたり、メリーゴーランドがあったり。

 

そういうのを描くというのが全然ダメ。 

 

理科の実験も、学研の付録みたいのを学校が配って、教えてもらった理屈を再現するみたいのをやるけれど、そういうものも、全然好きじゃない。

 

その感覚はなんとなくわかるというか。

 

息子は、

 

かけないんだ。下手なんだ。

それに何を描けばいいかわからない。

 

それと

 

作るの、下手なんだ。

 

ってよく言ってた。

 

そもそもお題の意味ややってることの意味がわからないんだろうと思う。

 

それに、期待する答えを出すことができない自分が嫌になっていた。

 

娘はその点、器用で、こんな感じというものが表現できる。娘ははっきりと言っていたが、先生がこういう風に描きなさいっていうんだよ、って。

 

そういえば私はそういうものをあんまり褒めたことがないし、私自身も面白いと思った記憶がほとんどないかもしれない。。。やらされてる感覚しかないし、私が子どもの頃の図工とかって、写生みたいな、見たままを描くとか、作るとかそういうことの方が多かった気がする。動物を描く、校舎を描く、友達を描く、そういう感じ。得意だった記憶はないが、なぜか選ばれて賞をもらったりしていた。それでも、別にすごく好きだったとかそういう記憶はほとんどない。親も一緒に観に行った記憶はあるが、ほとんど褒められなかったような。。。

 

なんだか今の子どもたちは、無理にアイデアを出させられてるような気がする。子どもの発想は素晴らしい、みたいな。

 

それと息子は褒められ慣れていないのかもしれない。先生が気を使って褒めてくれるというか、アドバイスをくれたりする。特に褒められる方が気持ち悪いという。

 

その感覚も私もめっちゃわかる。

なんせ気持ちが悪いのだ。

 

校長先生にその話をしたら、今の子どもたちはそういう子、すごく多いですよ。って。

 

期待することがだめって言うことじゃないし、期待に応えることはいいことだと思うし、それができたら最高なのはわかっているんだけど。。。

 

息子は、僕は苦手、とか、僕は嫌い、僕は好き、僕はできる、というのを家では口に出して言えているので、今のところ、私は、学校の図工ができなくてもいいかなと思っている。

 

大丈夫、先生から期待される想像力がなくても、好きなキャラクターは描ける。

 

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それができたら十分だよなぁ。