【夏休み①:いもいもサマースクール】
夏休みに入ってから、娘の部活の総体と県総体が終わって、なんとなくだらだらと時間が過ぎていた。
行く予定だった富士山が台風で流れて、息子はいもいもサマースクールというのに参加した。
いもいもは栄光学園という神奈川の進学校の数学の先生が主催する、ちょっと変わった塾。
イモニイの愛称の井本先生が、今年は塾外の小学生向けに都内でもサマースクールをやるというので、そこに申し込んでみた。
中学受験専門のはなまる学習会とコラボの塾で、授業は保護者は見学ができないが、勉強をするわけではなく、クイズをしたり、体をうごかしたり、劇のようなものをしたり、とにかくいろんなことをする。
授業風景はこんな感じらしい。
みんなの学び場「いもいも」 – 井本陽久とそのチームによる私塾です。
息子は学校に行っていないので、こういうところはどうかな?と思ったら、どうやら気に入ったみたいだ。何があったのかわからないけれど、とにかく楽しかったらしい。
2日間なんだけれど、初日帰ってきて、
なんであんな楽しいところ紹介してくれちゃったんだよーー。
あら?楽しかった?よかったねーー。
2日目、朝、頭痛がするんだと言って、息子はアタマを布団にうずめている。
正直どうしようかなーとしばらく様子をみていた。
どうにも治る様子がないので、薬を飲ませた。
で、その後、また様子をみるけれど治る様子はない。
でも、
けいくんね、今日も行こう。
まだ間に合うからね。
ママさ、先生に連絡するからね。
30分ぐらいなら遅れても大丈夫。
そう励まして、タクシーで駅へ向かった。
いもいもの当日の緊急連絡先に連絡。
電話がつながらないので、携帯のメッセンジャーへメッセージを送る。
返信は、全体を30分遅らせて待っていますので、慌てずにきてください!
とのこと。
普通なら先に進んでしまうところ、待ってます、とのこと。
こんなことあるかしら?
塾で。。。
びっくりしました。
私はその日1日休みをとっていたので、湯島天神まで行って、
ご飯をたべて喫茶店で本を読んで。
そうして待ち合わせの時間に駅で待っているけれど、予定を30分すぎても1時間を過ぎても来ない。
教室までいこうとも思ったけれどすれ違ったら嫌だなと思って、待っていた。
そうして1時間40分をすぎたぐらいで息子から電話。
終わった!いまから行くから。
息子に会うと、すっかり頭痛も治っていて、元気!
結局さ、1時間遅れて始まった。みんな待っててくれたみたいなんだ。
そう。。
疲れたなー。でも面白かったなー。
帰ってきて、何をしたか聞いてもあんまり答えてくれない。
一つだけ一緒にできるゲームを教えてくれて、その日からなんどもゲームしている。
中学生のおにいさんが手伝いにきていてね、中学生になったらおいで!って言ってた!
そう?じゃあ、中学生になったらいこうねー。楽しみだねー。
うん。
息子は、ここのところ、少し元気になったと思う。
やりたいことをやるし、いままで無理してやっていたことや、無理して付き合っていたことを、
やめてずいぶんと元気になったと思う。
1年半後、中学生になったら通えたならいいね。楽しみに待つことにしよう。
井本先生を紹介した本はこちら。
あいていてよかったな。
いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室
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