【進路を決めていく】
娘の三者面談が目の前にあって、夏休みになると高校説明会も始まる。
自分のときはどうだったか、もうあんまり覚えていないんだけれど、この時期少しずつ進路の面談が始まるころだったと思う。
私は、自分が大学受験で失敗して浪人しているときにはじめて塾?というか予備校を経験したので、塾がどんなものかよくわかっていないから、塾にいれることはあんまりいい印象がなかった。
でも、友人が勧めていたオンライン塾を娘に勧めたらやってみるというので、始めてみた。机に向かって勉強する時間が増えて、少しずつだけど手ごたえが得られるようになってきたように見える。
中間テストは点数には表れなかったけれど、笑顔で帰ってきた。
そうやって、少しずつ娘が自分の進路に向かっていくとき、親のエゴというか、希望がチラチラとしてしまう。斜め上を見がちだ。
それに、子供だけにすべてを任せることはそれはそれで少し不安もある。
そんなときに、去年お会いした『親子の手帖』の鳥羽さんのブログでぐっとくる記事が流れてきた。
全くその通りだなと思った。
大事なのは、親が逃げようとしないこと。子供の人生を一緒に考えることなんだろうと思う。簡単なツールや塾に任せきりにしないで。
あと、話し方。思春期は親と話をするのが恥ずかしいとある。
うん。そうかもね。
今、自分が中学受験のころのことを思い出す。
つまらない意地のようなもので、進路を決めたことを思い出す。
結果はあれでよかったと思うけれど。
そのあとの反抗期のことを思い出すと、私は寂しかったんだろうな。
これからあと数か月どれだけ話ができるかわからないけれど、一緒に考えたいと思う。