未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

【小学校の卒業式でした】

息子が不登校になったのがきかっけでブログを書き始めて、復活してからは子供記事はご無沙汰になってしまっていました。

今どうなっているかというと、3年の夏休み明けから休み始めて、5年生の秋までお休み。11月ごろから学校に行くようになり、6年生は1割ぐらいのお休みで、本日卒業式を迎えました。

 

息子は中学の制服で出席しました。


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とてもシンプルな式次第で、それでも子供たちの成長した姿を見られてよかったなあと思いました。むしろいろんな泣かせるような演出があるよりずっとずっと良かったです。

 

卒業式にもらった息子からの手紙には、小さいころから読んであげていた絵本のことが書いてありました。読んであげた本のタイトルがたくさん並んでいて、今でも読んでいるって書いてあって、ああ、忙しくてもたくさん読んであげてよかったなぁって思いました。


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正直、学校は行かなくてもいいや!って思ってて、でも私のエゴでどうしても学習は続けてほしかった。学校という場でなくてもいい、でも、モノゴトを知ることは面白い、可能性を信じてほしい、って思ってて、この親のエゴに耐えて、週に1度の家庭教師の先生とのお勉強は続けていて、少しずつ行くようになってからも、先生との学習は続けていて、6年生の時点では、算数、国語以外はほとんど追いつくことができてきました。通知表は、三段階のうち、真ん中がほとんどです。



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国語の漢字は日々の積み重ねなので、読めてもかけない、、、というつらい時間が続いていましたが、これも大体5割ぐらいはできるようになってきました。算数は計算と文章題も問題ないですが、図形がなかなかしんどいです。

それも家庭教師の先生が粘り強く付き合ってくださったおかげだなと思っています。こうやって集団での学習が難しい子は、おうちに来てもらうのもすごくいいんじゃないかなと思っています。すぐに塾を考えがちだけど、選択肢の一つとして家庭教師の先生に来てもらう、というのもアリと思います。

 

人間関係でしんどいこともなくはないようですが、ほとんど毎日放課後友達と遊びに行ってしまうので、友達同士というより、先生との関係性が学校では問題だったのかな、、、というのが、私が思っているところです。

ただ、私がお会いした担任の先生はどの先生もいい先生で、今年は特に担任の先生がすごく、すごくいい先生で、卒業式の前の日、生徒たちにすごくいいお話をしてくださったようで、息子は、何度も号泣したようです。泣かせるのがいいかって話よりも、泣いてもいいんだっていうクラスの雰囲気が良かったんだと思います。ありがたいことです。

本当にI先生ありがとうございます。先生のおかげで、6年生、楽しく通えたんだと思うし、学習への意欲とか出てきたのも先生のおかげだと思います!

 


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私は今でも、子供が学校に行きたくないと言ったときは、休んでいいよって言いたいです。学習が苦手で学校に行きたくない、というよりも、関係性で悩んでいるとすれば、そこから切り離すことが解決になるのであれば、それがいいと思っています。親に気を遣って無理やり行こうとする、いい子を演じようとする、それよりよっぽど健全。行きたくない、本人が一番しんどいんですもんね。

しかしね、子供が学校に行かない、というのは、子供がそういう状況にならないと、わかりえないことなんだろうと思います。

世の中のことは何でも分かったように錯覚してしまいがちだけど、わからないことのほうが多いんだろうなって思っていたほうが、過信しなくていいんだと思う。これが子供が不登校になって一番分かったことかもしれないな。

 

今、コロナで大変な事態になっているけれど、やっぱり、私にはわからないことだらけで、目の前のことをこなすことしかできない。それでも、日々のコツコツを大事にしたいなと思います。


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最後に私は、小学校のお母さんたち、小学校は違っても保育園で一緒だったお母さんたち、普段は会えないけど、見守ってくれているFacebookのお友達、昔から知っている友達、私たち親子を応援してくださってた皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ほんとにありがとうございました!

そして、これからもよろしくお願いします!

 

ブログは閉じようかどうしようか迷っていましたが、今でも不登校記事は定期的に読まれているので、このままにしておきます。それにまだまだ不登校あるかもしれないもんね。どうか、焦らず、季節が巡るように、どんな子も輝く時があります。その輝きを見逃さないように優しく見守っている人がいることを忘れずに。

 


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