未来志向でいこう。

今日もまた新しい一日。私と家族の超プライベートな日々の出来事。

「トンコハウス映画祭:堤監督と細田監督のコラボトークと短編映画」

 

5月18日トンコハウス映画祭という短編アニメーションの映画祭に行ってきた。

トンコハウス映画祭オフィシャルサイト

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トンコハウスというのは、元ピクサーのアートディレクターの堤大介氏とロバートコンドウ氏の2名が立ち上げたアニメーションスタジオ。

 

二人はピクサーにいるときに、仕事をしながら自主制作で短編アニメのダムキーパーという作品を作り、アカデミー賞にノミネートされている。

 

今回の映画祭の企画で、このダムキーパーが絵本になるというので、絵本好きの我が家は早速購入。

 

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私はもう何年前だったかほぼ日の糸井さんと堤さんの連載を読んでいた。

 

ほぼ日刊イトイ新聞 - THE SKETCHTRAVEL

 

アカデミー賞ノミネートの時の情熱大陸はあとから動画をみた。

 

 

その堤さんが日本で短編アニメの映画祭をやるというのを知って、堤監督と「未来のミライ」の細田守監督とのコラボトークがあるというので、その回を選んで行ってきた。

 

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うまく言えないけれど、お二人とも家族ができて、感じるものに変化があったのか、作品への想いをきいていても、家族への想いがチラチラとでていた。

 

いくつかジーンした話があって、細田監督の未来のミライをつくって、海外で発表したときの話。それまでの作品と違って未来のミライは、細田監督の子供たちがモデル。


「自分が身近で感じていることを表現する。そんな個人的なものをどうやって世界見せるか。それを作っているときにはわかってやっていなかった。アメリカで評価されたとき勇気づけられた。アニメというのは、生々しいその人そのものがでてしまうものだと思う。ダムキーパーは堤さんそのものなんだと思う。」

 

映画を観るとき、創作とわかっていても体の中に入り込んでくることを感じるときがある。今、そこにあるように。本を読んでいてもそういうことがある。それは、それを作った人その人を感じるときなんだろうと思う。


細田監督の生々しいその人そのもの、という表現は本当にそのとおりだよなーって思った。

 

次の作品のONIは日本の雷さまがモデル。今回の映画祭でもメイキング映像が上映されている。

 

そのメイキングを観ながら、息子が、


すげーー、すげーー

 

を連発。コマドリ映画で、堤監督がおっしゃっていたのは、アニメーターからすれば、コマドリはあこがれなのだそう。

なるほどーーー。

 

息子はここのところ、ゲームと同じぐらい動画をみる時間が長い。最近ぶつぶつと動画を作ってみたいというので、調べてなにが必要でどうつくるのか、探してみようねとはなしていたところ。

アニメでなくても、何かを作って発信するということにチャレンジしてみてもいいかもしれないねー。

 

次のトンコハウスの作品は日本のカミナリさまをモデルにしたONI。堤監督が、息子が日本人同士の子として生まれたけれど、生活はアメリカ。最近、そんな息子の居場所についてよく考える、とおっしゃっていた。日本についても。

 

日本を大事にしてほしいっていう気持ちがやっぱりあるんです。

 

なるほどー。

ONIも今、製作中で来年には公開されるのかな?楽しみに待ちたいと思います。

 

この時、上映された映画については次の記事で書きたいと思います。