【その人のなり】
その子その子を見るということがいかに難しいか。
仕事をしてても、親としても難しい。
世間や社会の言葉に乗って、つい楽な方に進みそうになる。
私がここのところ、考えてることは、何かのせいや、誰かのせい、あるいは言葉に置き換えた途端に何かが、終わってしまうということ。
例えば、学校に行っていない状態を「不登校」という言葉に置き換えた瞬間にそこにとどまってしまうことがありそうだということ。
旦那さんも、外人だから、とか、モルジブ人だから、とか、イスラムだから、とか、何か、言葉に「だから」をつけた瞬間に何かが終わる。
不登校も外人も、彼らの属性でしかない。
その子が好き、その子の嫌い、仕事なら、得意、不得意、そういうのを見つけたいし、近づきたい。その人のなりを見つけたい。
昨日は、旦那さんが髪をサッパリと切ってきて、カッコよくなったなあ、って言ったら、
カッコいいよ、ワタシハ!
と。
うん。
改めて、旦那さんを見直したらカッコよかった。
ね、トキちゃん。寝てないでさ、パパを見てあげてよ。