【高校の同級生と話しながら思い出したこと】
しばらくご無沙汰していました。
すっかりブログ筋が落ちてしまっていて、FacebookやInstagramにはめっちゃ投稿してましたが、まとまって書こうという力が衰えてしまっていました。
書くことってパワーがいる。。。
ここ最近で変化というか、自分の過去と向き合うという貴重な体験をしたので書いておこうと思う。
9月の初めに高校の同級生から連絡をもらってやり取りしていた。
高校生って言ったらもう27年前。27年。。。
27年の間にあったことをお互い、たくさんしゃべったと思う。
話をしながらキラキラした思い出を思い出したり、少しポロポロってなったこともあったり、しばらく過去の渦巻の中にほおりこまれて、ぐるぐるとしていた。
でも、すごくいい体験だった。そんないろんな過去の自分がとても愛おしく感じることができた。
それと、とても大切なこととして、私は過去のことを忘れちゃうくらい、毎日毎日、目の前のことに一生懸命生きてるもんだなーっとも思った。
これまで、こんな風にゆっくり振り返ることなんてしたことなかったからわからなかったけれど、その時その時でやれることはやってきたんだろうと思う。
あの時はかわいかったよねーって言ってもらうこともあるけれど、あの時に戻りたいとは思わない。たくさんのことを積み重ねてきた今のほうがよっぽど楽しいと言い切れる。
自分を振り返ることって、一人じゃできないということもよーーーくわかった。
フィードバックをもらうってすごいことなんだなー。
もうしばらく、過去の可愛かったころの自分を振り返ったら、今度はこれからやりたいことを少し具体的に考えたいと思う。
本当にいい機会をもらったと思う。
感謝の気持ちでいっぱいです。
【自立。】
今日は上期の面談でした。
上期ベテランが一人退職してどうかな?と思ったら、思った以上にみんなのやる気と自立心が育っていて、驚いたと上司からのお褒めの言葉をもらった。
私は常々チームに言っていることがあって、とにかく失敗をしても大丈夫。やってみなさい、大丈夫。それをとにかく言い続けたら、勝手にミーティングを始めたり、勝手に資料を作ってみたり、やり方を変えてみたり、どんどん勝手にやり始めた。
とにかく、なんだかいつからか、明るく、楽しいチームになっていて。ありがたいことに、とてもとても周りから褒められることが多くなった。面白い子が多いよねー、って。
自分の子のようにかわいい子が多くてありがたいなと思う。
すごいなー、みんなほんとにすごい。
大人になっても人は成長するんだ。
人ってすごいのよ。
とにかく信頼して任せる。
大丈夫だよ!できるからね、と言い続ける。
ああ、そういえば。香取文庫は、昇格して、会社の文庫になりました。パチパチ。
これもチームで会社を盛り上げることの一つかな。
面倒な飲み会に行くよりも、愚痴を言い合うよりも、大丈夫、やれるよ、って言うことを少しずつ実現することで、みんなとても成長する。
さて、また後半下期もぼちぼちとやっていこ。
【高校見学】
部活でバタバタだったので、なかなか高校見学に行けなかったのですが、
ようやく2校見に行ってきました。
1校は私が現役中学生の時に受験した私立高校。
もう1校は、珍しい県立の女子高。
私立は説明もわかりやすく現代的。ただ、カリキュラムや進め方もITを積極的に取り入れていて、予備校のような雰囲気も。学費が高いだけのことはあって、課外補修も受験対策もわりと手厚い。
施設が新しく、冷暖房も完備。高校よりも大学という雰囲気。
お弁当の子が多いのだけれども、学食もあって学食でも食べられるそう。この日も学食やっているので良かったら食べていって下さいとお話があったので、一緒に行った友達親子と学食を食べました。
もう1校は県立女子高。ここは超がつく伝統高。
現代っ子の娘には少し硬いかなーー。
生徒の皆さんからも学校紹介がありましたけれども、ちょっとやらされ感がある感じで、自ら楽しく中学生に紹介しようという感じはありませんでした。
でも、生徒集会や文化祭、体育祭などの様子は楽しそうでした。
実はどちらも電車にのって通わなければならない学校。
帰宅後、電車って大変だね、と話しており、現実的に自転車通学ができる学校にしようかなと、少し考えなおしているところ。
私自身が高校は自転車通学だったので、電車通学は大変だなと思っていました。
でもね、まだこの時点ではわからないので、これからまた検討しなおすかもしれません。
特別な進学校でもなく、家から通えて、その先もあんまり考えていない。
私の時とは違ってのんびりだなぁと思うけれど、
私だって当時の両親からしたら、のんびりだったのかもしれないな。
親からの目線と自分が親になったときに目線は、違うように思えても案外それほど違わないのかもね。
親は斜め上を見すぎないように。
娘が部活の引退をして少しのんびりになって、なんとなく私もペースがつかめていない感じ。
秋になるから、少し編み物進めようかな。
【その音楽、気になるから、止めてくれない?】
息子は、ここのところ毎日学校の友達と遊んでいる。
ゲームで遊んでいたり、サッカーをしたりしていてる。
3年の9月からほとんど学校に行っていないのだけれど、そんなことは関係なく、
友達が遊ぼうと言えば、遊ぶし、友達を誘って遊ぶこともある。
もう3年目にもなると、母としては学校にいくのも行かないのもあんまり気にならない。
ただ、この前ちょっとドキッとしたことがあった。
夏休みの宿題をやる、というので、じゃあ一緒にママも漢検の勉強するかな、
と言って、一緒にやり始めた。
その時に、私は米津玄師のパプリカの音楽をたまたまかけていて、曲が終わらないうちに二人で漢字の宿題をやり始めた。
そうしたら、息子が、
その音楽、気になるから、止めてくれない?
え?
音楽、止めてほしいんだけど。
息子は、普段は音楽が大好きで、一日鼻歌を歌っているし、動画が大好き。
で、その息子が集中できないから音楽を止めて、と。ああ、そうか。私はよくわかっていなかったけれど、この子は音に敏感なのかもしれない。
そうかー。もしかしたら息子は、学校はうるさかったのかもしれないなぁ。
沖縄の映画で、『島々清しゃ』という映画を少し前に観たんだけれど、
その中にでてくる子も音がうるさくていつも耳に耳当てをしている子だった。
こういう子にはいい音楽を聴かせてあげるのがいいのかもなぁ。
少し考えようっと。
【『旅をしても僕はそのまま』を読みました】
昨年、読書会というか2回おはなし会をさせていただいた『親子の手帖』の鳥羽和久さんの『旅をしても僕はそのまま』を読みました。
これは鳥羽さんご自身の旅にまつわるお話をまとめたZineです。
私も旅が好き。何もしていないではいられない、たぶんそういう性質を持っている。
たぶん、鳥羽さんもそうなのかなぁとおもうけれど、鳥羽さんの中にある衝動のようなものは、私には持ち合わせていないのかもしれないな。
本文を読んでいると圧倒的な知識の差によってそれが産まれているだろうなと感じるんだけど、それでも、それだけでない鳥羽さんが感受した熱がポトポトと落ちてくるのを感じます。
去年の秋から大君の都という、幕末の本を読みながら思っているのは、私は今まで歴史というものが好きではなかったし見たくなかったけれど、歴史を知ることは人生を豊かにしてしまうということを知ってしまった。
過去のある時点から続いている現在を知ってしまうことで、圧倒的なつながりを意識せざるを得なくなる。そしてそれは、自分の存在を肯定することにつながるんだろうなとぼんやり思っている。
旅はそれに似ているんじゃないかと思う。
この『旅をしても僕はそのまま』の最初のお話『残照』にでてくる最後の文が、また私を少し救ってくれた。
『「残照」とは、時代に取り残され人の記憶から消えようとしている世界に手を伸ばし、自分のもとへ必死に手繰り寄せようとすることである。そしてそれが私たちにどこか似ていることをおぼろげに触知することであり、その手触りを大切に抱くことである。このことを通して、私たちはどうにか真っ当に生きていくことができるのではないか。』
もうこの文章を昨日から何度も何度も反芻する。
わからないものの答えを求めるのではなくて、手繰り寄せるその態度というか、そっと触れようとするその行動そのものが、私を真っ当に生きさせてくれているのかもしれない。本当にそうなんだよね。
ほかにもお話が3つ。
どれも難しい言葉は調べながら、線を引きながら読んでいます。
Zineは東京では吉祥寺のTitleで買えますよー。
鳥羽さんのとらきつねでも取り寄せできます。
【夏休み①:いもいもサマースクール】
夏休みに入ってから、娘の部活の総体と県総体が終わって、なんとなくだらだらと時間が過ぎていた。
行く予定だった富士山が台風で流れて、息子はいもいもサマースクールというのに参加した。
いもいもは栄光学園という神奈川の進学校の数学の先生が主催する、ちょっと変わった塾。
イモニイの愛称の井本先生が、今年は塾外の小学生向けに都内でもサマースクールをやるというので、そこに申し込んでみた。
中学受験専門のはなまる学習会とコラボの塾で、授業は保護者は見学ができないが、勉強をするわけではなく、クイズをしたり、体をうごかしたり、劇のようなものをしたり、とにかくいろんなことをする。
授業風景はこんな感じらしい。
みんなの学び場「いもいも」 – 井本陽久とそのチームによる私塾です。
息子は学校に行っていないので、こういうところはどうかな?と思ったら、どうやら気に入ったみたいだ。何があったのかわからないけれど、とにかく楽しかったらしい。
2日間なんだけれど、初日帰ってきて、
なんであんな楽しいところ紹介してくれちゃったんだよーー。
あら?楽しかった?よかったねーー。
2日目、朝、頭痛がするんだと言って、息子はアタマを布団にうずめている。
正直どうしようかなーとしばらく様子をみていた。
どうにも治る様子がないので、薬を飲ませた。
で、その後、また様子をみるけれど治る様子はない。
でも、
けいくんね、今日も行こう。
まだ間に合うからね。
ママさ、先生に連絡するからね。
30分ぐらいなら遅れても大丈夫。
そう励まして、タクシーで駅へ向かった。
いもいもの当日の緊急連絡先に連絡。
電話がつながらないので、携帯のメッセンジャーへメッセージを送る。
返信は、全体を30分遅らせて待っていますので、慌てずにきてください!
とのこと。
普通なら先に進んでしまうところ、待ってます、とのこと。
こんなことあるかしら?
塾で。。。
びっくりしました。
私はその日1日休みをとっていたので、湯島天神まで行って、
ご飯をたべて喫茶店で本を読んで。
そうして待ち合わせの時間に駅で待っているけれど、予定を30分すぎても1時間を過ぎても来ない。
教室までいこうとも思ったけれどすれ違ったら嫌だなと思って、待っていた。
そうして1時間40分をすぎたぐらいで息子から電話。
終わった!いまから行くから。
息子に会うと、すっかり頭痛も治っていて、元気!
結局さ、1時間遅れて始まった。みんな待っててくれたみたいなんだ。
そう。。
疲れたなー。でも面白かったなー。
帰ってきて、何をしたか聞いてもあんまり答えてくれない。
一つだけ一緒にできるゲームを教えてくれて、その日からなんどもゲームしている。
中学生のおにいさんが手伝いにきていてね、中学生になったらおいで!って言ってた!
そう?じゃあ、中学生になったらいこうねー。楽しみだねー。
うん。
息子は、ここのところ、少し元気になったと思う。
やりたいことをやるし、いままで無理してやっていたことや、無理して付き合っていたことを、
やめてずいぶんと元気になったと思う。
1年半後、中学生になったら通えたならいいね。楽しみに待つことにしよう。
井本先生を紹介した本はこちら。
あいていてよかったな。
いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室
- 作者: おおたとしまさ
- 出版社/メーカー: エッセンシャル出版社
- 発売日: 2019/05/14
- メディア: 単行本
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【娘の総体が終わりました】
中学から始めた剣道。
いろいろあって辞めたいなーということもあったけれど、
なんやかんや続けてこれた。
その結果、
市総体 団体優勝
県総体 団体ベスト16
立派なもんです。
初心者なりの役割をよくつとめたし、
どんどん試合を楽しんでいたなと思います。
やべー、やべーっていいながら、
勝ってきたときの笑顔は格別です。
それは指導者のおかげでもあり、
チームのメンバーのおかげでもあり、
本人の努力もあり、
いろんな力添えがあってここまでやってこれたんだなと
みんなに感謝です。
夏休み、いろんな誘いがあって、
おたのしみもぽつぽつと入っている。
中学3年の夏って、こんなにキラキラしてたかなーっていうぐらい、
キラキラしてて、ちょっとうらやましい。
若いっていいなって久しぶりに思ったよ。
しばらくの間は、呆けてしまいそうな気もしますが、
自分の進路に少しずつ向き合えるといいなと思います。