【不登校31日目:校長先生に伝えておきます】
息子は学校に行っていません。
行けないというより、行かない。で、行かないならいかないといっそのこと決めてくれたらいろんなことが楽なんだが、そうでもない。
で、金曜は前から決まっていた息子の学校給食のアレルギー面談。アレルギーの面談には、担任の先生、保健の先生、栄養の先生、普段なら校長先生、だけどこの日は教頭先生だった。
聞かれることはいつも同じ。終わりかけた時に、なぜか最後に保健の先生が、お家でどうですか?と聞くので、元気ですよー。学校からご連絡しても大丈夫ですか?以前、学校から連絡した時、とても元気に来てくれて、むしろ嬉しそうに見えたのですが、連絡してもいいですか?とおっしゃるので、いいですよ、とお答えしました。私がダメということはできないなあと思って。
で、まあ、息子が学校に行かないのは、だれかが背中を押してあげないからじゃないかというような雰囲気で話が終わった。
そうかなー?と思いながら。
で、そのあと担任の先生と二人にさせていただいて、例のお手紙事件の話を確認することにした。担任の先生に、去年、こういうことがあって、まあ、結論、そのお手紙は破棄されていたのですが。
と。
担任の先生、そのお話は先方のお子さんは知っているのですか?とおっしゃるので、相手の親御さん、お子さん、うちの息子、誰にも言ってません。だけど、そのお子さんは自分がお手紙を渡したことは覚えていますよね?こんなことが起きていいのでしょうか?私はその時何も言えずに帰ってきましたが、その去年の担任の先生のところで隠していたことは、問題だと思います。教育委員会におはなししようかと思います、まあ、まずは校長先生でしょうか。
学校の先生がそんなことしていいはずがありません。それにまた起きることも0じゃない。子供の手紙を先生が検閲し、勝手に捨てるなどということがあってはならないと思います。
とお伝えしました。
担任の先生は、驚かれて校長に報告しておきます、とおはなしされて、その場はお開きになりました。
私は話をしながら、こんなタイミングになってしまったことを少し後悔していました。そうだ、こうしている間にもまた「間違い」が起きるかもしれなかった。
私は性善説を信じるのでこの話を先生が聞いて、ああ、間違ったと思ってくれることを信じたい。
この日はこの話をしたからかパワーを使ったのか、忙しかったからか帰ってきてぱたっと倒れるように30分ほど目をつぶって横になった。起き上がれずに旦那さんが夕食を作ってくれた。
ね、ときわくん、ママさ、時々ものすごく疲れるんだ。それに大切なことを後回しにしてしまうことがあるの。言わなくちゃいけない時は、ちゃんと言わなくちゃいけないね。パワーを使ってもね。
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