【読書:未来のだるまちゃんへ】
からすのぱん屋さんや、だるまちゃんとてんぐちゃんなどの絵本で有名なかこさとしさんの自叙伝。この前の編み会で友人がかしてくれました。これはね、本当にいいからね、ぜひ読んで!って。
かこさとしさんがおっしゃっているメッセージは、「こどもの本当の力、自ら学んでいく力を信じること」。かこさんは、ご自身が19歳で終戦を迎えて、川崎セツルメンツの活動を通じて子供の本当の力を感じ取っていったんじゃないかと思います。
この本を読みながら、一つ思ったことは、子供は、本当はなんでもわかってるんじゃないか、親のことも大人のことも。この前のパパの話を聞いた時の反応も、娘の先生とのやりとりも、本当は子供のほうがよくみてるってことの証かもしれません。私は上の子を産むまで子供が苦手でした。それは、本能的に何かを見抜かれているんじゃないかって、どこかでそんな風に感じてたのかもしれないです。
息子が学校に行かなくなってから、息子はほとんど勉強をしていません。家にいてもゲームかせいぜいyoutubeをみています。でも、それにも最近は飽きてきて、座布団を並べてベッドを作ったり、youtubeの動画を自分でつくったり、折り紙おったり、猫と遊んだり、本を読んだり。友達が休みの時は、一緒に友達と遊んだり。
いわゆる勉強のようなことはやっていない。それはそれで親としては焦ることがあるのだけれど、本人はいたってお気楽です。でも、あれこれ大人の都合で変な風に教わるよりも、みずから興味のあることにそっと近づいていく、のめりこんでいく、というのが理想のような気がしています。
息子が自ら自分の世界を広げていくのを見守ります。
ちなみに息子にだるまちゃんシリーズのことを聞いたら、僕好きだよ!って言ってました。不朽の名作ですね!